まず誰に届けたい?
ハンドメイドの商品を、あなたは誰に届けたいですか?
商品を、どんな人に届けたいか、
「ペルソナ設定」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
やはり、お客様がどんな人かが明確であることは必要です。
あなたの「ショップ」自体のペルソナ
そして、「商品」を新しく企画する場合にも、
まずはどんな人にどんな風に使ってもらいたいのか、それがより具体的である方がいいでしょう。
もしそんなことを、まだ決められていない場合には決めておきましょう。
まずそれがあって、次の展開が見えてくるでしょう。
どれ位売れたら 売れるということ?
売れたらいいなあとは、どれ位売れたらあなたは満足できますか?
どれ位売れたら、それは売れるということになるのでしょうか?
それは皆さんひとりひとり違います。
月にどれ位の売上を作りたいでしょう?
その売上を達成する為に、今のあなたの商品をいくつ販売すれば達成できますか?
もし、月に10万円を売上たいと思ったら
- 単価5,000円の場合、20個販売すれば達成
- 単価1万円の場合、10個販売すれば達成
- 単価2万円の場合、5個販売すれば達成
それが、現実的に可能可能か?です。
このご時世、ハンドメイドの商品に関わらず、
どんな商品でも、飛ぶように売れるということは、なかなかないものです。
大きな企業の大人気のショップならあるかもしれません。
でも私たちのような、小さなショップの場合には、なかなかないことです。
恐らくどんなハンドメイド作家さんでも、なかなか飛ぶように売れているということはないのではないでしょうか。
目標価格によりますが、一度きりなら可能かもしれません。
でも、なかなか何十個ものハンドメイド商品を、毎月順調に売るということは簡単なことではないですね。
まずは、現実的に、その売上目標が実現可能かどうか、
無理だとしたら、どうすればよいのかを考えましょう。
客単価アップできる方法を考える
売上目標を達成する為に、できることの一つとして
「客単価アップ」できる方法を考えることです。
客単価とは
客単価とは、一人のお客様が一度のお買い物で購入下さる金額。
それを、なるべくなら上げていけるといいです。
そして 売上とは、以下が基本となります。
売上高= 客単価×購入客数
正直、今のご時世
どのネットショップでも「客数」を大きく増やすことはとても難しいことです。
ましてや、新規のお客様にご利用いただこうとすると、これが非常に難しいことです。
ですから、まずできることの最初のステップとして、
今ご利用下さっているお客様の、
「客単価」をなるべくアップできること
を考えるとよいでしょう。
実際の例
当店で、以前ネットショップ制作をさせていただいたお客様のショップに、
今ある商品展開の中で、どうすれば客単価をアップできるかを色々と提案させていただきました。
そして実践もしていただきました。
「帽子を手作り 型紙のお店 シンプリン様」のネットショップ制作の際に、
ショップ制作だけではなくて、様々に売上アップができる方法をアドバイスさせていただきました。
★例えば、「帽子の型紙」の「サイズ展開」
それまでは、「1サイズ」又は「SMLの3サイズセット」この2パターンの展開でした。
これを、「2サイズ」というのはできないのでしょうか?と質問しました。
例えば、私だったら帽子の型紙を購入する際に、
MとLどちらがいいか?結構悩む事があると思ったのです。
(Sはいらないけど)MとLの、もしどちらも購入できるならレシピは1つでいいから。
型紙が2サイズあればまた使う機会もあるだろうしと。
その発想が、それまでのシンプリン様にはなかったそうで、目から鱗の意見だったようです。
実際に、オプション設定で2サイズを可能にし、購入いただけるようにしてみました。
そうしたら・・・とっても多くのお客様が「2サイズ」をご希望されたのです。
これはとても客単価アップに繋がりました。→そして売上アップに大きく繋がりました。
もし2サイズがなければ、どちらかのサイズだけに決めていたかもしれない、そんな方も多くいらしたと思うのです。
何も新しい商品を作った訳ではないのですが、そんな風に考え方ひとつで
客単価アップができる場合もあります。
ネットショップでどうすれば売れる?
ネットショップでひとつ、ポイントになるのは
実は「オプション設定」です。
上の例で挙げたように、オプション設定をうまく使えばとても客単価アップに繋がります。
当店でもその方法はずっと実践しています。
色のバリエーション、素材のバリエーション、サイズのバリエーション等々
様々にオプション設定は考えられますが、
あなたの商品構成の中で、
どうすればオプション設定を有効に
客単価アップに繋げることができるでしょうか?
是非考えてみてくださいね。
お気軽にご相談ください。
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